富士フィルムは上方修正で8.4%増益予想が13.8%増益予想に

上方修正で一桁増益予想が二桁増益予想となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げの浸透、生成AI(人工知能)向けの需要増、業務の効率化による採算の改善などにより想定を上回るスタートを切った企業も多いとみられ、そうしたなかで通期の業績予想の上方修正に踏み切った銘柄もありました。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、上方修正で一桁増益予想が二桁増益予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えば富士フィルムホールディングス(4901)はミラーレスカメラなどの「イメージング」事業が好調に推移していることなどにより、営業利益の見通しを前期比で8.4%増の3000億円から13.8%増の3150億円に引き上げています。

 
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