商船三井は上方修正により増益予想となったことで大幅高

3月決算銘柄の第1四半期決算発表集計

今週に入って決算発表が一段と本格化していますが、31日は特に多くの企業が決算を発表しています。取引時間中や昼休み時間中にはデンソー（6902）や旭化成（3407）、住友商事（8053）、商船三井（9104）などが決算を発表しました。また、引け後も日立（6501）やアドバンテスト（6857）、みずほフィナンシャルグループ（8411）、JR東日本（9020）、日本航空（9201）、三菱電機（6503）パナソニックホールディングス（6752）などが決算を発表しています。

そのなかで業績予想の上方修正を受けて株価が大きく上昇したのが昼休み時間中に決算を発表した商船三井です。コンテナ船の需給が逼迫し、運賃市況が想定を上回るレベルで推移していることなどにより2300億円とみていた通期の経常利益の見通しを3500億円に引き上げ、減益予想が一転して増益予想となったことから後場に入って株価が大きく上げ幅を広げました。

決算集計（7月31日）はこちらからチェック

もう一つのヒント

8月2日の決算発表スケジュール

今週に入って決算発表が一段と本格化しています。8月2日はカルビー（2229）やイビデン（4062）、エーザイ（4523）、LINEヤフー（4689）、オムロン（6645）、任天堂（7974）、三井住友フィナンシャルグループ（8316）、三井不動産（8801）、川崎汽船（9107）などが決算を発表する予定です。

決算発表スケジュール（8月2日）はこちらからチェック

金山敏之「投資のヒント」マネックス証券株式会社

マネックス証券シニア・マーケットアナリスト金山敏之が、日々のニュースの中から、銘柄選びのお手伝いをします。

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