営業減益ながら会社予想を5%以上上回った主な12月決算銘柄は

1月下旬からスタートした12月決算企業の本決算発表も先週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済正常化による需要の回復や値上げ、円安、堅調な米国経済などを追い風に増益となる銘柄が目立ちましたが、その一方で原材料高等のコスト増などを理由に減益となる銘柄もみられました。しかし、減益となったものの会社予想を上回って着地した銘柄もみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから、2023年12月期の営業利益は減益となったものの会社予想を5%以上上回った銘柄をピックアップしてみました。例えば住友林業(1911)は米国の住宅市場でローン金利が上昇し分譲戸建て住宅の販売戸数が伸び悩んだことなどから2023年12月期の営業利益は前期比で7.3%減となりましたが、会社予想を12.5%上回っています。

 
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