駐車場綜合研究所（3251 東証マザーズ）

国内・中国での営業提案が奏功、新規駐車場管理受注は順調
業種：不動産業
ｱﾅﾘｽﾄ：松尾十作

◆ 国内を中心とする駐車場管理運営及びコンサルティング会社
・業界では国内中堅。現会長が、駐車場管理をサービス業として創業し、 一代で業容を拡大させた。
・生きた情報・蓄積されたノウハウを活かし駐車場コンサルティングに強み を持つ。
・大規模駐車場の有人管理が得意。
・オーナーとの信頼関係・顧客満足度を重視した経営姿勢が特徴。
・中国との人的ネットワークを活用し、中国の主要都市でコンサルティング 及び駐車場管理を積極的に展開。今後の業容拡大が期待できよう。

◆ 今期は増収増益を予想、収益の回復基調が鮮明
・2012 年3 月期の売上高は約46 億円（対前年約20％増収）、経常利 益129 百万円（同約30％大幅増益）を会社は予想。ほぼ想定線で推 移しているようだ。
・好調な背景は、国内で同社の営業提案が奏功し新規駐車場管理の 受注が順調なことがあげられる。
・今期の年間配当金額は、前期並み（株式分割を考慮後）の1 株2 円 を継続予定。

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