ワイズテーブルコーポレーション (2798 東証マザーズ)

2014/11/14

高級レストランとカジュアルレストランを直営とFC で展開
直営店の新規出店再開で縮小均衡から拡大路線へ転換

業種:小売業
アナリスト:馬目 俊一郎

◆ 会社概要
・ワイズテーブルコーポレーション(以下、同社)は、国内の大都市圏を中 心に高級レストランとカジュアルレストランを自社運営するほか、カジュア ルレストランのFC 展開も行っている。
・同社は、客単価を手頃な価格に設定したカジュアルレストランの店舗拡 大で中長期的な売上高成長を目指している。

◆ 15 年2 月期上期決算は62.1%営業減益
・15/2 期第2 四半期累計(以下、上期)決算は、売上高が前年同期比 4.2%増の7,026 百万円、営業利益は同62.1%減の62 百万円であった。 売上面ではXEXグループの不振をカジュアルレストラングループの新規 出店で補い増収を確保したものの、利益面ではXEX グループの店舗リ ニューアル費用などが利益を圧迫した。

◆ ワイズテーブルコーポレーションは期初の通期計画を減額修正
・15/2 期上期はXEX グループの苦戦で期初計画を下回ったことから、同 社は通期計画を修正し、売上高14,494 百万円→14,371 百万円(前期比 5.4%増)、営業利益360 百万円→314 百万円(同3.0%増)とした。

◆ 証券リサーチセンターも15 年2 月期の利益予想を減額
・証券リサーチセンターの15/2 期予想は、売上高こそ従来の14,310 百万 円(前期比4.9%増)を継続するものの、上期に期初計画になかったXEX グループの店舗リニューアル費用が発生したこと等から営業利益は350 百万円→300 百万円(同1.6%減)に減額した。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。