ワイズテーブルコーポレーション(2798 東証マザーズ)

2014/07/11

高級レストランとカジュアルレストランを国内とアジアで運営
直営店の新規出店再開とアジア展開で緩やかな成長トレンドへの回帰を想定

業種:小売業
アナリスト:馬目俊一郎

◆ 国内を中心に高級レストランとカジュアルレストランを運営
・ワイズテーブルコーポレーション(以下、同社)は、国内の大都市圏で高 級レストランとカジュアルレストランを展開しているほか、海外は中国と台 湾でレストランを運営している。
・同社のビジネスモデルは直営店舗数の拡大による売上高成長モデルと 推察されるなか、14/2 期は4 期振りに直営店舗数が純増に転じるなど、 今後は直営店舗数の拡大による緩やかな成長トレンドへの回帰が予想さ れる。

◆ 14 年2 月期決算は6.2%営業増益
・14/2 期決算は売上高が前期比0.7%増の13,638 百万円、営業利益は同 6.2%増の305 百万円であった。既存店の好調に加え、高級レストランの 退店をカジュアルレストランの直営店出店でカバーした。

◆ 15 年2 月期の会社計画は17.9%営業増益の見通し
・15/2 期について同社は、売上高が前期比6.3%増の14,494 百万円、営 業利益は同17.9%増の360 百万円を見込んでいる。カジュアルレストラン の直営店出店が業績を牽引する見通しである。

◆ 証券リサーチセンターは業績予想を修正
・証券リサーチセンターは、カジュアルレストランの直営店出店計画が想定 を上回る見通しから売上高予想を増額するものの、高級レストランのブラ イダル単価が下落していることから営業利益予想は減額し、15/2 期予想 は売上高13,810 百万円→14,310 百万円、営業利益410 百万円→350 百万円に修正する。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。