スターティア(3393 東証マザーズ)

2013/06/20

中堅・中小企業にO A ・IT 関連の機器・サービスをワンストップで提供
自社開発のソフトや新サービスで顧客基盤の拡充を進め、高成長持続へ

業種:卸売業
アナリスト:高坂茂樹

◆2013 年3 月期決算
・13/3 期の業績は、売上高6,640 百万円(前期比31%増、期初会社予想 達成率110%)、営業利益656 百万円(同順で43%増、109%)。売上高 は2 期連続、営業利益は3 期連続で過去最高値を更新。
・継続課金型のストックビジネスが堅調に推移(売上高22 億円、前期比 35%増)。フロービジネスは新サービス投入や支店網拡充の効果で想定 以上に伸長した(同順で43 億円、29%増)。

◆2014 年3 月期業績見通し
・14/3 期の会社予想業績は、売上高、営業利益ともに前期比2 割増。電子 ブック等のウェブソリューション事業が前期比5 割増、他の事業も10%台 の伸長を想定。先行投資負担を吸収し、連続最高益更新を見込む。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では売上高85 億円、営業利 益8.3 億円を予想。サーバ更新やソフトウェア開発等の投資額増大、新 卒採用枠拡大等に伴う先行投資負担を吸収することは可能と判断した。

・輸出関連銘柄や政策関連銘柄が評価されがちな昨今の株式市場動向 を考慮し、同社株の妥当PER 水準は14~16 倍で据え置いた。
・当センターの16 年3 月期業績予想に基づき、中期的な観点で算定した 同社の適正株価は、1,670 円~1,910 円となった。

>>続きはこちら(594KB)


一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

このページのトップへ