市川レポート 経済・相場のここに注目
米国の金融不安と株式市場の展望 過度な不安後退で3月7日以降、ダウ平均、S&P500、ナスダックは上昇も、銀行株指数は低迷。 情報技術、通信サービス、公益事業などは好調、市 … [ 記事全文 ]
米金融不安発生から2週間~ここまでの経緯とここからの焦点 米金融当局は迅速に対応、流動性供給と状況に応じた預金保護で金融不安払拭に努めている。 スイス金融当局も金融危機回避のため大 … [ 記事全文 ]
2023年3月FOMCレビュー~追加利上げでインフレ抑制を優先 FRBは25bpの利上げを決定、米国の銀行システムは健全で強固と述べ、インフレの抑制を優先。 声明の一部修正などで利 … [ 記事全文 ]
2023年3月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する FRBは今回のFOMCで利上げをいったん見送って、金融不安への対応を優先する可能性が高い。 今回はドットチャートも公表され … [ 記事全文 ]
米SVBショックはどこまで広がりいつまで続くか 米金融当局が、3月12日に発表した施策が奏功すれば、動揺は数日から数週間でおさまることも。 米銀破綻が続けば動揺は数カ月続き、世界的 … [ 記事全文 ]
米シリコンバレー銀行の破綻が金融市場に与える影響について FDICは3月10日米シリコンバレー銀行の破綻を発表、米銀の破綻としては史上2番目の規模に。 市場では、他の金融機関の有価 … [ 記事全文 ]
年初から日本株を買い越しているのは誰か 主要投資部門別に日本株の売買状況を検証し年初からの堅調な動きを支えた投資主体を探る。 現物では事業法人、海外投資家、自己が買い越した一方、先 … [ 記事全文 ]
パウエルFRB議長の議会証言とドル円相場 パウエルFRB議長は議会証言で、ターミナルレートの引き上げと利上げ幅再拡大の可能性を示唆。 ドル円は200日線を一時突破、明確な上抜けなら … [ 記事全文 ]
メジャーSQと日経平均株価28,000円超えの関係 3月10日に先物とオプションの清算が重なるメジャーSQを控え、株価の変動率が上昇する可能性。 日経平均の28,000円超えは、メ … [ 記事全文 ]
2023年3月日銀金融政策決定会合プレビュー 市場では少数派ながら、来週の会合でYCCの変動幅再拡大というサプライズを見込む向きもある。 日銀は変動幅拡大の効果を見守る状況にあるが … [ 記事全文 ]
膠着が続く日経平均株価の今後を展望する 2月の日経平均は方向感の乏しい展開、ただ6割強の構成銘柄が上昇し地合いはさほど悪くない。 市場の控えめな業績予想が相場の重し、改善には海外経 … [ 記事全文 ]
日米金融政策を巡る思惑とドル円相場の方向性 昨年10月以降のドル安・円高は、FRBの利上げ終了の思惑と、日銀の緩和修正の思惑が背景。 ただ2月に入りFRBの利上げ長期化観測と日銀の … [ 記事全文 ]
植田日銀総裁候補の所信聴取と質疑からみえてきたこと 植田氏は、物価目標の持続的・安定的な達成にはまだ時間を要し、緩和継続が適切と明言した。 基調的な2%物価上昇の実現が見通せれば正 … [ 記事全文 ]
主要アセットクラスのパフォーマンス検証~2022年と年明け以降 2022年は通年で上昇した主要アセットクラスはコモディティのみで、非常に厳しい投資環境だった。 ハイイールドのパフォ … [ 記事全文 ]
国内企業の2023年度賃金はどれくらい上がりそうか 連合は春闘で5%程度の賃上げ要求を決定、インフレを上回る賃上げが実現されるか注目される。 東京商工リサーチの調査では8割の企業が … [ 記事全文 ]
植田日銀総裁候補の金融政策スタンスについて考える 植田氏は1999年に時間軸政策を推し、2000年のゼロ金利解除はもう少し待ちたいとして反対。 2005年の著書や最近の寄稿では緩和 … [ 記事全文 ]
国内企業の2022年4-12月期決算の振り返りと今後の注目点 4-12月期は増収増益となったが利益の伸びは鈍い、引き続き製造業が不調で非製造業は好調。 企業の今年度の業績予想は前回 … [ 記事全文 ]
2023年の米国経済見通しを更新(2023年2月) 米景気後退は短期で浅いとの見方は不変だが景気後退入りの時期を今年前半から後半に変更。 インフレはサービス価格の伸びが高水準で見通 … [ 記事全文 ]
米物価の粘着性とドル円相場 米CPIの伸びは前年比で低下傾向、ただ前月比の数値などから依然物価の粘着性がうかがえる。 CPIの6割弱を占めるサービス価格の伸びが継続、過去の経緯を踏 … [ 記事全文 ]
日本株に関する年明け以降の特徴的な動き 昨年は世界的な金融引き締めと景気後退懸念から内需株は外需株を大きくアウトパフォームした。 今年は年初から一転、外需株が内需株をアウトパフォー … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。