市川レポート 経済・相場のここに注目
6月から開始された米量的引き締めはどの程度進んだか 有価証券残高の減少ペースは、QT開始の6月が計画比48.8%、7月は35.8%と低調な出だし。 FRBはQT遅延の理由として、物 … [ 記事全文 ]
10月米CPIを受けた長期金利低下、ドル安、株高の持続性について 10月米CPIを受け、米10年国債利回りは大幅に低下し、ドル円はドル安・円高が大きく進行した。 短期的な揺り戻しも … [ 記事全文 ]
2022年11月米中間選挙の途中経過~おおむね予想通りの展開に 上院で両党48、下院で民主党188、共和党208の議席を確保した模様、ほぼ予想通りの展開。 下院の多数派は共和党の見 … [ 記事全文 ]
足元でドル高・円安の動きが一服~今後の展開を考える ドル円は政府・日銀の覆面介入と米長期金利の一時的な低下によりドル高・円安の動きが一服。 米長期金利低下はドル円の調整要因だが、再 … [ 記事全文 ]
2022年11月FOMCをどう解釈するか 今回は利上げ幅縮小に関する材料待ちだったが、声明はハト派的で、パウエル発言はタカ派的に。 FRBの政策意図を示す基本手段はFOMC声明であ … [ 記事全文 ]
米国株のリバウンドの持続性について考える 米主要3指数は予想比強めの伸びとなったCPIが発表された10月13日以降、持ち直しつつある。 この日は3指数とも、フィボナッチ・リトレース … [ 記事全文 ]
2022年4-9月期決算の序盤の状況と業績見通し 2022年4-9月期の決算発表はまだ序盤戦だが、電気・ガス業が全体の利益の伸びを大きく抑制。 企業の今年度業績予想もまだ変化なく控 … [ 記事全文 ]
2022年11月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する 75bpの利上げはほぼ織り込み済み、市場は利上げ幅縮小の協議開始に関する新たな材料待ち。 焦点はパウエル発言であり、今会 … [ 記事全文 ]
米国がねじれ議会となった場合の心構え 米中間選挙でねじれ議会となれば経済への影響を懸念する声も、そこで過去のねじれを振り返る。 実はねじれ議会はよくある現象、ただ財政の責任が不明確 … [ 記事全文 ]
2022年11月米中間選挙の注目点を整理する 現在民主党が上下両院で多数派だが直近の選挙予想で上院はほぼ互角、下院は共和党優勢。 焦点は上院選の行方、ただ今回は実質的に激戦州のスイ … [ 記事全文 ]
米国のインフレ沈静化にはどこまで利上げが必要か 米国が過去2回の石油危機でインフレに直面した際、当時CPIとFF金利がどう推移したかを検証。 第1次石油危機では利上げが不十分で利上 … [ 記事全文 ]
再びドル売り・円買い介入か~政府・日銀の意図を探る 政府・日銀は10月21日、急速なドル高・円安の進行を受け再びドル売り・円買い介入を実施か。 また、米紙報道や地区連銀総裁発言から … [ 記事全文 ]
ドル円相場の歴史~トレンド転換となった過去のイベントを整理する 足元で150円台をつけたドル円の歴史を振り返り、トレンド転換となった過去のイベントを整理する。 1970年代から19 … [ 記事全文 ]
米国株はいつ下げ止まるか~過去の弱気相場入り局面を検証する S&P500指数の過去の弱気相場について下落期間と下落率、高値回復までの期間などを検証。 過去には石油危機やブラ … [ 記事全文 ]
1ドル=148円台をつけたドル円の次の目安となる水準 ドル円は先週、1990年8月以来のドル高・円安水準をつけ、鈴木財務相は再度の介入を示唆。 1990年当時は、160円、155円 … [ 記事全文 ]
為替介入に関する日銀の金融市場調節と財務省からのメッセージ 円買い介入後でも日銀が異次元緩和を維持する限り、金利上昇で円高という流れにはならない。 介入原資のドルについて外貨準備の … [ 記事全文 ]
過去の歴史的な下落局面と似た動きをたどる米国株 S&P500指数は現在弱気相場に、コロナ・ショック時も弱気相場入りしたが値動きはかなり異なる。 それ以前、リーマン・ショック … [ 記事全文 ]
改めて問う為替介入の効果 145円台後半でのドル売り・円買い介入でいったんドル安・円高に振れたが足元再び145円台に。 為替介入前後でドル円の1日の値幅と、円安の進行幅を比較すると … [ 記事全文 ]
岸田政権の1年と株式市場の動きを振り返る 岸田政権が発足した2021年10月当初、金融所得課税の見直しへの強い警戒で株価は下落。 2021年11月に経済対策、2022年4月に物価対 … [ 記事全文 ]
金融市場の混乱を受けたBOEと英国政府の対応 英国では経済対策発表後に市場が混乱、BOEは国債購入を決定、政府も減税案を一部撤回。 これにより、ポンドは対ドルで上昇、英国債利回りも … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。