1月はベンチマークにアンダーパフォーム
1月の統合ポートフォリオはベンチマークに15bpsアンダーパフォームした。ジャッジメンタルのコア36がベンチマークを上回った一方、ファクター戦略がマイナスとなった。しかし、いずれにしても、統合ポートフォリオベースのリターンはベンチマークとほぼ変わらない。原因は戦略追加に伴う銘柄数の増加=過剰分散である。これではアクティブ運用とは言えない。
2月からは新しい投資戦略、トータル50銘柄のポートフォリオを公開
運用開始から3ヶ月、出足のパフォーマンスが出来過ぎだったこともあり、特に意識したつもりはないが、結果として「守りに入った」運用になってしまっていた。ここ数ヶ月の反省をもとに、2月からは運用方針をよりアグレッシブなものに変更する。
確かに、それも一理ある。加えて、複数の観点からリストアップされる銘柄もあるため、戦略別ポートフォリオというのもミスリーディングな部分もある。
したがって、2月からは、ジャッジメンタルの銘柄選択とファクター戦略を統合して、トータル50銘柄のポートフォリオをひとつだけ提示する。
これまでの成果を検証し、有効なファクター、例えば人的資本やネットキャッシュなどのファクター値に基づいて選択した銘柄(関電工(1942)、JR西(9021)、OBC(4733)、シマノ(7309)等)も含まれているし、長期的にBuy&Holdを推奨している日立製作所やリクルートなどはそのままである。以下に銘柄リストを示す。投資ウエイトは等金額投資とする。つまり、規模のリスクをとることにする。