『TIWモデルポートフォリオ』の月間レポート(5月)
【TIW藤根靖晃が考える参考ポートフォリオ『TIWモデルポートフォリオ』】
“絶対値は(昨年末対比で)プラスに浮上”
■ 2018年5月度のパフォーマンス結果(月間)は、絶対パフォーマンスで+2.52%、対TOPIX(パフォーマンスの単純差異)では+4.19%、対日経平均(同)では+3.70%であった。
■ 5月中の銘柄入替えは、採用3銘柄、除外3銘柄であり月末時点の採用銘柄数は上限である20銘柄で変わりはない。
■ 採用中の20銘柄に除外3銘柄を加えた23銘柄の月間の対TOPIXの勝ち負けは、14勝9敗と大きく勝越した。対TOPIXでのプラス寄与銘柄としては、メック(4971):+27.8%、プレミアグループ(7199):+21.8%、スタートトゥデイ(3092):+21.5%、マイナス寄与銘柄としては、アイスタイル(3660):▲16.0%、ケーズHD(8282):▲14.9%、などが挙げられる(増減率は対TOPIXパフォーマンス)。全体的に4月以降に採用した銘柄群の貢献が大きく、入替が奏功している。
■ 年初からの累計では、絶対値で極僅かであるがプラスとなった(+0.03%)、またマーケットが沈む中でプラスを確保できたことからTOPIX・日経平均株価を一気に上回ることが出来た。ただし、除外のタイミングがやや後手に回っている傾向があるので、上昇銘柄の利益確定タイミングを着実に進めたい。引き続き、新規銘柄の開拓を積極的に行い、入替を進めてゆきたい。
■ 設定来の累計(2011/12/27からの6年5ヵ月間)では、絶対パフォーマンスで+419.75%(過去最高は本年1月の430.77%)。TOPIXに対するパフォーマンス(TOPIXを常に100として計算)は、2.15倍となり2017年9月(2.12倍)を抜いて過去最高となった。月末時点でTOPIXに対する年率平均超過リターン(過去累計)は12.7%と前月(12.1%)から大きく改善した。
TIWは、“個人投資家が株式投資においてプラスのパフォーマンスを得るにはどのような投資戦略を採ることが望ましいのか”、を熟慮することから始めました。その議論の中で、次の3つを実現することを目指しました。
◇ 金融・経済について専門知識がなくても株式投資が楽しめるようにする。
◇ 投資に関して膨大な時間を費やさなくても投資成果を期待できるようにする。
◇ ポートフォリオの構築後は、日々のマーケット変動に振り回されること無く、銘柄入替を余裕を持って行えるようにする。
成長性があり、足もとの業績が確りした企業をその時点のマーケットに対して比較的割安な株価水準で投資をする。答えはシンプルですが、そのためにマーケットの妥当水準を常に考え、バリュエーション方法も独自に考案しています。
TIWモデルポートフォリオは、2011年12月27日の開始以来、銘柄の新規採用、除外に関する全てを、そのタイミングにレポートとして、完全にオープンに公表しております。
毎月、月初に月間成績に関するレポートを発行しているほか、随時(不定期)銘柄入替えに関するレポートを発行しております。
採用銘柄等の詳細に関してはレポートに掲載しております。TIWレポートをご採用いただいている証券会社にてご覧いただきます。
【現在、オンライン証券では、マネックス証券、GMOクリック証券にてご覧いただいております。採用銘柄等の詳細に関してはそちらでご覧下さい。】
TIWモデルポートフォリオは、TIWの銘柄選択手法の合理性を証明することを目的に作成・提供しているものであり、パフォーマンスを保証するものではありません。あくまでも投資家への情報提供を行うものであり、それに依拠したいかなる結果に対してもTIWは一切の責任を負いません。また、レポート等の作成に関して、完全性、正確性、適時性を保証するものではありません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行ってください。