『TIWモデルポートフォリオ』の月間レポート(4月)
【TIW藤根靖晃が考える参考ポートフォリオ『TIWモデルポートフォリオ』】
“やや回復したが、まだ僅かにマイナス圏”
■ 2018年4月度のパフォーマンス結果(月間)は、絶対パフォーマンスで+4.12%、対TOPIX(パフォーマンスの単純差異)では+0.57%、対日経平均(差異)では▲0.60%であった。
■ 4月中の銘柄入替えは、採用5銘柄、除外5銘柄であり月末時点の採用銘柄数は上限である20銘柄で変わりはない。
■ 採用中の20銘柄に除外5銘柄を加えた25銘柄の月間の対TOPIXの勝ち負けは、14勝11敗と勝越した。対TOPIXでのプラス寄与銘柄としては、フロイント産業(6312):+15.5%、東プレ(5975):+8.1%、スタートトゥデイ(3092):+7.6%、アリアケジャパン(2815):+6.8%などが挙げられる。マイナス寄与銘柄としては、日本M&Aセンター(2127):▲16.1%、全国保証(7164):▲6.2%など新規採用銘柄の不振が目立った。これは、新規銘柄はバリュエーション面でやや高い銘柄が多かったこと、大型株が復調する一方で新興市場が不振であったことが影響したと考えられる。
■ 年初からの累計では、まだTOPIXを若干下回っており、早期にプラス圏を目指したい。3月以降に内需銘柄へのシフトがやや思惑はずれになってしまった面もあり、5月以降は輸出銘柄を増やすことで均衡状態を作りたいと考えている。
■ 設定来の累計(2011/12/27からの6年4ヵ月間)では、絶対パフォーマンスで+406.99%(過去最高は本年1月の430.77%)。TOPIXに対するパフォーマンス(TOPIXを常に100として計算)も、2.06倍(過去最高は2017年9月の2.12倍)と前月より若干回復。月末時点でTOPIXに対する年率平均超過リターン(過去累計)は12.1%である。
TIWは、“個人投資家が株式投資においてプラスのパフォーマンスを得るにはどのような投資戦略を採ることが望ましいのか”、を熟慮することから始めました。その議論の中で、次の3つを実現することを目指しました。
◇ 金融・経済について専門知識がなくても株式投資が楽しめるようにする。
◇ 投資に関して膨大な時間を費やさなくても投資成果を期待できるようにする。
◇ ポートフォリオの構築後は、日々のマーケット変動に振り回されること無く、銘柄入替を余裕を持って行えるようにする。
成長性があり、足もとの業績が確りした企業をその時点のマーケットに対して比較的割安な株価水準で投資をする。答えはシンプルですが、そのためにマーケットの妥当水準を常に考え、バリュエーション方法も独自に考案しています。
TIWモデルポートフォリオは、2011年12月27日の開始以来、銘柄の新規採用、除外に関する全てを、そのタイミングにレポートとして、完全にオープンに公表しております。
毎月、月初に月間成績に関するレポートを発行しているほか、随時(不定期)銘柄入替えに関するレポートを発行しております。
採用銘柄等の詳細に関してはレポートに掲載しております。TIWレポートをご採用いただいている証券会社にてご覧いただきます。
【現在、オンライン証券では、マネックス証券、GMOクリック証券にてご覧いただいております。採用銘柄等の詳細に関してはそちらでご覧下さい。】
TIWモデルポートフォリオは、TIWの銘柄選択手法の合理性を証明することを目的に作成・提供しているものであり、パフォーマンスを保証するものではありません。あくまでも投資家への情報提供を行うものであり、それに依拠したいかなる結果に対してもTIWは一切の責任を負いません。また、レポート等の作成に関して、完全性、正確性、適時性を保証するものではありません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行ってください。