今週の注目レポート (1月12日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●トランザクション(7818)【1 → 1】
「18/8期1Q決算は、四半期(3ヵ月)で過去最高の売上・利益」
18/8期1Q決算(1/11発表)は、前年同期比で売上高+22.3%、営業利益+23.6%と好調。売上高及び利益の各段階において、四半期(3ヵ月)で過去最高であった。売上総利益率も利益率の高い新規分野の拡大から37.4%へと前期(通期35.4%)から大きく上昇。 こちらも上場以来四半期最高であった。
予想ROE:18.5% PBR:4.5倍、来期予想PER:18.4倍、来期予想EPS成長率:25%
株価(1/12終値):1202円 Fモデルによる理論株価:876円(1月12日by藤根靖晃)
●パーク24(4666)【2+ →2+ 】
「18/10期は全ての事業が過去最高益を更新し増益に転じる見込み」
17/10期の営業利益は前期比4.4%減となった。モビリティ事業が台当たり売上増加などから2桁増益となり、駐車場事業海外がM&Aにより大幅増益となったが、中小型開発件数増加などから駐車場事業国内が微増益に止まり、加えて、M&Aで一過性費用が膨らんだことなどから微減益となった。18/10期は17/10期比9.7%営業増益を計画。
予想ROE:17.4% PBR:5.2倍、来期予想PER:25.5倍、来期予想EPS成長率:14%
株価(1/12終値):2730円 Fモデルによる理論株価:1302円(1月10日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。