『TIWモデルポートフォリオ』の月間レポート(5月)

2017/06/02

【TIW藤根靖晃が考える参考ポートフォリオ『TIWモデルポートフォリオ』】

 

4月の負けを取り戻して過去最高を更新

■2017年5月度のパフォーマンス結果(月間)は、絶対パフォーマンスで+8.94%、対TOPIX(パフォーマンスの単純差異)では+6.55%、対日経平均(差異)では+6.58%であった。
■5月中の銘柄入替えは、新規採用3銘柄、除外3銘柄。月末時点の採用銘柄数は16銘柄で前月末と同じであった。
■月内に採用・除外した銘柄を加えた19銘柄の対TOPIXの勝ち負けは、13勝6敗であった。従来からの採用銘柄において決算発表後に上昇した銘柄が多かった。プラス貢献の銘柄としては、ダイフク(6383)、任天堂(7974)、JCU(4975)、トランザクション(7818)、サイバーエージェント(4751)、スタートトゥデイ(3092)、いずれもTOPIXを10%超アウトパフォームした。マイナス寄与としては第一実業(8059)、太平洋工業(7250)が挙げられる。
■4月下旬から5月に新規採用した4銘柄は、全体として目だった貢献もマイナスもなかった。5月は決算発表時期であったので、通常より細かに銘柄入れ替えの対応を行ったが、今後も機動的な対応を行っていきたい。
■今後はもう少し成長銘柄を取り込むべく、データの整備と検証作業を進めている。
■設定来の累計(2011/12/27からの5年5ヵ月間)では、絶対パフォーマンスで+328.08%と4月末(292.95%)から大きく上伸し、過去最高を更新した。年率平均パフォーマンスは+30.8%となり前月(+ 29.3% )から1.5ポイント上昇した。同期間のTOPIXに対しても、1.98倍のパフォーマンスとなり、2倍を目前とする水準になった。

図15月は過去最高を大きく更新
出所:TIW

 

 

図2

TOPIXでは2倍に肉薄図3図5
出所:TIW

 


図4

 

 

 

 

TIWは、“個人投資家が株式投資においてプラスのパフォーマンスを得るにはどのような投資戦略を採ることが望ましいのか”、を熟慮することから始めました。その議論の中で、次の3つを実現することを目指しました。
◇ 金融・経済について専門知識がなくても株式投資が楽しめるようにする。
◇ 投資に関して膨大な時間を費やさなくても投資成果を期待できるようにする。
◇ ポートフォリオの構築後は、日々のマーケット変動に振り回されること無く、銘柄入替を余裕を持って行えるようにする。

成長性があり、足もとの業績が確りした企業をその時点のマーケットに対して比較的割安な株価水準で投資をする。答えはシンプルですが、そのためにマーケットの妥当水準を常に考え、バリュエーション方法も独自に考案しています。

TIWモデルポートフォリオは、2011年12月27日の開始以来、銘柄の新規採用、除外に関する全てを、そのタイミングにレポートとして、完全にオープンに公表しております。
毎月、月初に月間成績に関するレポートを発行しているほか、随時(不定期)銘柄入替えに関するレポートを発行しております。
採用銘柄等の詳細に関してはレポートに掲載しております。TIWレポートをご採用いただいている証券会社にてご覧いただきます。

【現在、オンライン証券では、マネックス証券、GMOクリック証券にてご覧いただいております。採用銘柄等の詳細に関してはそちらでご覧下さい。】

TIWモデルポートフォリオは、TIWの銘柄選択手法の合理性を証明することを目的に作成・提供しているものであり、パフォーマンスを保証するものではありません。あくまでも投資家への情報提供を行うものであり、それに依拠したいかなる結果に対してもTIWは一切の責任を負いません。また、レポート等の作成に関して、完全性、正確性、適時性を保証するものではありません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行ってください。

 

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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