今週の注目レポート (9月27日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。


●パーク24(4666)【 1→1】

「国内事業が堅調、3Q累計の経常利益は2桁増益となり同社計画を超過達成」
24/10期3Q累計(11-7月)決算は大幅増収、2桁経常増益で堅調に推移した。また、売上高、経常利益ともに同社計画を上回った。TIWは24/10期は同社計画上回る着地を見込む。駐車場事業海外の収益性改善といった課題が残るが、コロナ禍からの業績回復が進み、TIWではコロナ禍で筋肉質化した駐車場事業国内の着実な業績拡大とカーシェアを中心としたモビリティ事業伸長による新たな成長局面にあるとみることに加え、成長銘柄としてみれば24/10期TIW予想PER14.2倍などの株価指標面にも割安感があるとみるため、目標株価は前回の2,150円を維持し、投資評価は「1」を継続する。
予想ROE:30.8% PBR:4.0倍、来期予想PER:12.4倍、来期予想EPS成長率:15%
Fモデルによる理論株価:2010円(9月25日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。
算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。