今週の注目レポート (5月24日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。


●ドリーム・アーツ(4811)【 1→1】

「「SmartDB」をテコに成長軌道へ、1Qは2ケタ増収も広告販促費が重荷に」
投資判断「1(Buy)」を継続。目標株価は3,520円。目標株価、業績予想ともに前回評価時に同じ。成長軌道を辿るとみられるなか、株価指標面からみて割安感があるものと判断する。24/12期1Q(1~3月)の連結業績は、売上高1,221百万円(前年同期比11%増)、営業利益は184百万円(同8%減)となった。「SmartDB」を中核とするクラウド事業が伸長。損益面では広告販促費の増加等が重荷となった。24/12期TIW予想は、13%増収、24%営業増益。SmartDBは顧客企業の増大に加え、同一顧客企業内における利用拡大も進展しよう。
予想ROE:24.3% PBR:5.2倍、来期予想PER:15.7倍、来期予想EPS成長率:26%
株価(5/24終値):2350円 Fモデルによる理論株価:2539円(5月21日by岩元泰晶)

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。
算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。