今週の注目レポート (1月13日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●ネクステージ(3186)【 1→1】
「積極的な新規出店による高成長局面が続く」
目標株価は4,650円を維持、投資評価は「1」を継続。理由は、22/11期は中古車市場前年割れも、既存店売上高の大幅増により大幅営業増益の好決算となった、同社が23/11期に売上高は中期経営計画目標の一年前倒しでの達成を想定し、連続で営業過去最高益更新と増配を見込んでいることがポジティブである、中期的な成長余地は大きいとのTIWの見方に変化がないこと[店舗オペレーションや顧客提案の標準化等により既存店、新規店ともに業容拡大が確り図れていることが評価できる、競合他社に比べまだ拠点数も少なく、積極的な新規出店継続によるシェア拡大が見込めることなどによる]などに加え、高成長が続く中、23/11期TIW予想PER11.8倍などの株価指標面にも割安感があることによる。
予想ROE:27.1% PBR:3.6倍、来期予想PER:9.3倍、来期予想EPS成長率:27%
株価(1/13終値):2,524円 Fモデルによる理論株価:3,127円(1月11日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。
算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。