『TIWモデルポートフォリオ』の月間レポート(5月)
【TIW藤根靖昊が考える参考ポートフォリオ『TIWモデルポートフォリオ』】
“対TOPIXで大きく改善”
■ 2020年5月度のパフォーマンス結果(月間)は、絶対パフォーマンスで+14.15%、対TOPIX(パフォーマンスの単純差異)では+7.35%、対日経平均(同)では+5.81%であった。
■ 5月中は新規採用4銘柄、除外6銘柄。月末時点の採用銘柄数は2銘柄減少の14銘柄。
■ 月末時点での採用中14銘柄及び除外した6銘柄(計20銘柄)の月間(対象期間)の対TOPIXの勝ち負けは、16勝4敗であった。対TOPIXにおけるプラス寄与銘柄としては、JCU(4975)+21.0%、メック(4971)+20.9%、ジャパンエレベーターサービスHD(6544)+13.6%、エレコム(6750)+13.4%、TOYO TIRE(5105)+12.0%、ファンケル(4921)+11.1%、と2桁のプラスとなった銘柄が6銘柄もあった。マイナス寄与は、関通(9326)▲8.5%、村田製作所(6981)▲6.9%等と小幅なマイナスで留まった。
■ マーケットが強気に傾く中で、(方針を変更して)ディフェンシブ銘柄を外して、成長銘柄に切り替えたことが奏功した。月末頃にはバリュー銘柄の底上げが生じたが、経済環境は依然として思わしくないことから、引き続き好業績成長企業に重心を置く。
■ 設定来の累計(2011/12/27からの8年5ヵ月間)では、絶対パフォーマンスで+342.86%(過去最高は18年1月の430.77%)。TOPIXに対するパフォーマンス(TOPIXを常に100として計算)は、2.05倍と前月(1.91倍)から大きく回復(過去最高は18年5月の2.17倍)。5月末時点でTOPIXに対する年率平均超過リターン(過去累計)は8.9%と前月比0.8ポイント改善した。
5月は大きく改善
出所:TIW
TIWは、“個人投資家が株式投資においてプラスのパフォーマンスを得るにはどのような投資戦略を採ることが望ましいのか”、を熟慮することから始めました。その議論の中で、次の3つを実現することを目指しました。
◇ 金融・経済について専門知識がなくても株式投資が楽しめるようにする。
◇ 投資に関して膨大な時間を費やさなくても投資成果を期待できるようにする。
◇ ポートフォリオの構築後は、日々のマーケット変動に振り回されること無く、銘柄入替を余裕を持って行えるようにする。
成長性があり、足もとの業績が確りした企業をその時点のマーケットに対して比較的割安な株価水準で投資をする。答えはシンプルですが、そのためにマーケットの妥当水準を常に考え、バリュエーション方法も独自に考案しています。
TIWモデルポートフォリオは、2011年12月27日の開始以来、銘柄の新規採用、除外に関する全てを、そのタイミングにレポートとして、完全にオープンに公表しております。
毎月、月初に月間成績に関するレポートを発行しているほか、随時(不定期)銘柄入替えに関するレポートを発行しております。
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TIWモデルポートフォリオは、TIWの銘柄選択手法の合理性を証明することを目的に作成・提供しているものであり、パフォーマンスを保証するものではありません。あくまでも投資家への情報提供を行うものであり、それに依拠したいかなる結果に対してもTIWは一切の責任を負いません。また、レポート等の作成に関して、完全性、正確性、適時性を保証するものではありません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行ってください。