世界の「投信マネー」債券ファンドからの流出とMMFへの流入が続く

2018/11/30

世界の「投信マネー」債券ファンドからの流出とMMFへの流入が続く

債券ファンドから流出

■11月の「投信マネー」は全体として▲99億ドルと10月の▲219億ドルに比べ流出超過額が縮小しました。

■債券ファンドは▲250億ドルと前月の▲304億ドルに引き続き高水準の流出超となりました。内訳を見ると、「先進国」が▲226億ドル(前月▲277億ドル)、「新興国」が▲25億ドル(同▲26億ドル)でした。「先進国」のうち「欧州」や「グローバル」はここ2~3カ月の間に流出が加速しています。

■こうした背景には、12月で終了する欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策や米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続などから、今後の債券市場に対する不透明感が強まっていることが背景と考えられます。

株式ファンドは「新興国アジア」が流入超

■一方、株式ファンドは26億ドルの流入超に転じました(前月は▲52億ドル)。内訳を見ると、「先進国」は2カ月連続の流出超で▲62億ドル(前月▲101億ドル)となりましたが、「新興国」が2カ月連続の流入超で88億ドル(前月49億ドル)となりました。中心は「新興国アジア(注3)」です。

MMFで待機する「投信マネー」

■MMFは基調として年央までの流出超から流入超に転じました。9月は▲49億ドルでしたが、10月は299億ドル、11月は324億ドルと2カ月連続で大幅な流入超となりました。「投信マネー」はMMFで待機している状況です。

20181130gl1

(2018年11月30日)

印刷用PDFはこちら↓

世界の「投信マネー」債券ファンドからの流出とMMFへの流入が続く

関連マーケットレポート

2018年11月28日 米国債券市場の動向(2018年11月)

2018年11月12日 主要な資産の利回り比較(2018年11月)

三井住友アセットマネジメント株式会社
SMAM マーケット・レポート   三井住友アセットマネジメント株式会社
世界の経済やマーケットの動向、関連する旬なキーワードを運用のプロがわかりやすく説明します。また、“教えて!Q&A”では、投資に関する様々な疑問をタイムリーに取り上げ、解説します。
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

三井住友アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会