底堅い展開が見込まれる豪ドル相場(2018年10月)順調な景気、上昇する鉄鋼石価格等が豪ドルの支援材料

2018/10/25

底堅い展開が見込まれる豪ドル相場(2018年10月)順調な景気、上昇する鉄鋼石価格等が豪ドルの支援材料

【ポイント1】豪ドルは80円前後で推移
もみ合いが続いている

■豪ドルの対円相場は、新興国通貨安や米中貿易摩擦の激化等から軟調に推移してきました。足元では1豪ドル当たり80円前後の動きとなっています。

20181025as3

【ポイント2】豪州の景気は堅調
鉄鋼石価格は上昇傾向

■豪州経済は順調です。順調な非資源セクターに加え、鉄鉱石等の資源価格の持ち直しにつれ資源セクターも改善に向かいつつあるためです。弊社では豪州の実質GDP成長率を2018年が+3.3%、19年も+2.7%程度と見込んでいます。政策金利は、インフレが中銀の目標を下回った水準で推移する見通しであるため、しばらく現行の1.50%で据え置かれると予想されます。

■米中貿易摩擦については、追加関税の対象金額が拡大し、税率も引き上げられる見込みのため、今後も注意が必要と考えられます。ただし、こうした状況でも、鉄鉱石価格が上昇傾向にあることが注目されます。中国政府が国内景気を支えるために、積極的な経済政策に転換していますので、今後も鉄鉱石価格が堅調に推移する可能性があります。

20181025as2

【今後の展開】豪ドルは底値を探る展開か

■豪ドルは、しばらく米国や中国の政治・経済動向といった要因に左右される動きとなりそうです。しかし、中国のインフラ投資拡大による鉄鉱石価格の持ち直しが続く可能性があり、豪ドルの対円相場も堅調さを取り戻す余地があります。

(2018年10月25日)

印刷用PDFはこちら↓

底堅い展開が見込まれる豪ドル相場(2018年10月)順調な景気、上昇する鉄鋼石価格等が豪ドルの支援材料

関連マーケットレポート

2018年10月23日 米国株式市場は引き続き米中貿易摩擦が焦点
2018年10月 2日 豪州の金融政策は引き続き中立(2018年10月)

三井住友アセットマネジメント株式会社
SMAM マーケット・レポート   三井住友アセットマネジメント株式会社
世界の経済やマーケットの動向、関連する旬なキーワードを運用のプロがわかりやすく説明します。また、“教えて!Q&A”では、投資に関する様々な疑問をタイムリーに取り上げ、解説します。
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

三井住友アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会