過去最高を更新した日本企業の自社株買い。

2020/01/31

要旨

上場企業による2019年度の自社株買いが過去最高を更新した。自社株買いは当該企業の株価やROE(自己資本利益率)にプラスに作用し、株式市場全体の下支え効果も期待される。高水準の自社株買いは今後も続くか。

自社株買いが過去最高を更新

日本企業の自社株買いが増加している。2019年度4月~12月(9ヶ月間)の自社株買い設定額は約6.3兆円で、過去最高だった18年度(1年間)の実績を既に上回った。

自社株買いが増えた主な背景には、グローバル経済の先行き不透明感とコーポレートガバナンス強化の2つが挙げられる。まず、米中貿易摩擦や地政学リスクなど経済情勢の先行きが見通しづらい状況が続いており、企業は設備投資やM&Aなどの意思決定に慎重にならざるを得ない。

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