【米国株】魔法の公式?「高収益」×「割安」な米国企業
著名投資家ジョエル・グリーンブラッドは主著『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」 ハラハラドキドキが嫌いな小心者のための投資入門』にて、初心者でも実践できるシンプルな投資手法を紹介しています。
著作では、以下の手順(概略)に従って、収益性が高く、かつ割安な銘柄群に長期投資を行うことで、市場に打ち勝つことが出来たと説明しています。
1. 最低時価総額を設定
リスクやボラティリティを抑えるため各々の基準で最低の時価総額基準を設定する。
2. 一部セクター・企業を除外
公益株や金融株は除外。また、外国企業(米国預託証券、ADR)も対象外とする。
3. 企業の「収益利回り」を計算
企業の利益(EBIT)を企業価値(Enterprise Value)で割り、収益利回りを求める。
4. 企業の「資本利益率」を計算
企業の利益を、投下資本で割って投下資本利益率を求める。
5. 企業をランク付け
収益利回りと投下資本利益率の高い順にそれぞれ企業をランク付けする。
そして、収益利回りランキングと投下資本利益率ランキングの合計値を求める。
(例:収益利回りランキング1位で投下資本利益率100位の企業のスコアは101となり、スコアが低いほどランキング上位となる)
6. 上位20~30銘柄に投資
ランキング上位の20~30社に投資する。
7. 年に1回リバランス
年に1回、ポートフォリオを見直し、再度同じ手順でリバランスする。
8. 長期的な運用
このプロセスを5~10年以上の長期にわたって繰り返す。
そして、今回は上記手順6までに沿って、米国企業上位30社を抽出してみました。リストの中には、タバコのアルトリア・グループ[MO]やPCメーカーのHPQ[HP]、住宅建設のエヌブイアール[NVR]などが含まれています。
株式投資において、絶対的な魔法の公式はなく、過去のパフォーマンスは将来のリターンを保証するものではありません。
ただし、銘柄選びや投資戦略のヒントとして、上記の投資方法は一つの参考となるでしょう。

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