第1四半期に50%以上の二桁増益となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞社の集計では、円安や値上げの浸透、生成AI(人工知能)向けの需要増、業務の効率化による採算の改善などにより、この第1四半期の上場企業の純利益は前年同期比で10%近い増益となりました。そしてこうしたなかには大幅な増益となった銘柄もみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、第1四半期の営業利益が前年同期比で50%以上の二桁増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばタカラトミー(7867)はトレーディングカードゲームなど幅広い年代を対象とした商品が国内で好調だったことなどにより、第1四半期の営業利益が前年同期比で65.9%増となっています。また、テルモ(4543)も心臓血管事業が好調だったことや円安を受けて、第1四半期の営業利益が前年同期比で50.6%増となっています。

 
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