強気の上方修正に踏み切った12月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の上期決算発表で、それも8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益となる企業が多くありました。そしてこうしたなか折り返しの上期決算ということもあり、通期の業績予想を上方修正する銘柄もみられました。

そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を5%上回る水準に引き上げ、強気の上方修正に踏み切った銘柄をピックアップしてみました。例えばすかいらーくホールディングス(3197)は4月の価格改定の効果が想定以上であることや、回転率の向上で1店当たり売上高が増加したことなどにより、150億円とみていた通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を33%以上上回る240億円に引き上げています。

 
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