12月決算銘柄の上期決算発表集計

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の上期決算発表で、それも14日で終わりとなりました。そこでTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象にその決算発表をまとめてみると、折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を見直す企業も多くみられました。

例えばキヤノン(7751)はオフィス向け事務機などの「プリンティング」事業や、デジタルカメラなどの「イメージング」事業が伸びるとみられることに加え、想定レートを円安方向に見直したこともあり、通期の営業利益の見通しを4350億円から4650億円に上方修正しています。一方でNIPPON EXPRESSホールディングス(9147)は4月以降に高騰した輸送コストが利益を圧迫することなどから820億円とみていた2024年12月期の営業利益を650億円に下方修正しています。

 
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