3月決算銘柄の第1四半期決算発表集計

7月18日のディスコ(6146)を皮切りにスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表が一段と本格化しています。29日はコーエーテクモホールディングス(3635)や塩野義製薬(4507)、日本碍子(5333)、コマツ(6301)、日本精工(6471)、富士通ゼネラル(6755)、ファナック(6954)、小糸製作所(7276)、大阪瓦斯(9532)などが決算を発表しています。

そのなかで通期の業績予想を上方修正したのがファナックです。景気減速で需要が低迷していた中国からの受注が回復すると見込まれることや、想定為替レートを円安に修正したこともあり、1210億円とみていた通期の営業利益の見通しを1430億円に引き上げています。一方で通期の業績予想を下方修正したのが小糸製作所です。主力の自動車用照明機器の販売が想定より落ち込むことなどにより580億円とみていた通期の営業利益の見通しを490億円に引き下げています。

 
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もう一つのヒント

7月31日の決算発表スケジュール

今週に入って決算発表が一段と本格化していますが、31日は特に多くの企業が決算発表を予定しています。取引時間中にはデンソー(6902)や旭化成(3407)、第一三共(4568)、住友商事(8053)、商船三井(9104)などが決算を発表する予定です。また、引け後も武田薬品工業(4502)や日立(6501)、アドバンテスト(6857)、みずほフィナンシャルグループ(8411)、JR東日本(9020)、日本航空(9201)、三菱電機(6503)パナソニックホールディングス(6752)などが決算発表を予定しています。

 
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