トントン組からの脱却方法

2024/11/17

こんにちは、石田です。

 

今日は「トントン組からの脱却方法」についてお話ししておきたいと思います。

トレーダーは勝ち組と負け組に分けられ、勝ち組1割、負け組9割とか言われています。

この内訳をみても省かれていますが、実際には「トントン組」の人たちが存在します。

 

トントン組とは、繰り返し行ったトレードのトータル収益がプラスマイナスゼロの人たちを指しています。

たぶん、皆さんが想像するよりも「トントン組の割合は大きい(多い)」です。

そして、意外と意識されていないのですが、この人たちは「技術的にはプラスのトレーダー」です。

 

なぜかというと、トレードには1トレードごとに手数料が発生しますので、繰り返しトレードを行うと、収益そのものは「プラスマイナスゼロ(お金が出たり入ったり)」でも「やればやるほど手数料分だけお金が減っていく」のです。

ということは、トレード回数に応じて支払った手数料分、つまり「お金が減った分は埋めていないとトントンにはならない」わけですし、トレード回数がめちゃくちゃ多ければ「かなりのプラスを出していないとトントンにはならない」ということです。

そんな「勝ち組トレーダーまであと一歩!!」のトントン組の人たちの状態を「気付き基準」で考えていくと活路が見える場合があります。

 

ここでいう気付きとは「トレードで勝つために必要な要素」を指しており、それがある一定量に達すると勝ち組のステージに上がれるきっかけをつかむことになります。

気付きの基準を数字で表すと分かりやすくなるのですが、勝ち組トレーダーになるために必要な気付きの数が例として「10個」だとします。

これに対してトントン組の人たちは「5~9個の気付きを持っている」ので、あと一歩、、、「あと少し何かが足りない状態」で日々を過ごしています。

 

これら気付きのひとつひとつは

・トレードの教材

・日々の実践トレード

等を通して増えてきていているのですが、問題は「最後の1つの気付きがなかなか増えない」ということです。

そうなってしまうのも仕方がありません。

なぜなら最初にもお話ししましたが、厳密にいうと「すでに若干プラスにすることができる技術は持っている」わけですから、「今起こしている行動、考え方に違和感を覚えない」ので「新たな気付きが入り辛い状態になってしまっている」からです。

 

この状態から抜け出すための方法は2つです。

まず1つ目の方法は「新しい教材を手にすること」です。

あ、勘違いしないでくださいね、、、

私の教材を買ってくださいとか言っているわけではありません(笑)

その為に2つ目の方法があるわけですから。

 

話を元に戻しますが、これまで新しい教材を手に入れた時のことを思い出してください。

ほとんどの教材で何か1つは「あぁ!なるほど!そういうことか!」と感じる場面があったと思うのですが、、、

この、「あぁ、なるほど!!」が、気付きなのです。

つまり、普段のトレード脳、知識からは「想定していない内容だから、あぁ、なるほど!!となる」わけです。

トレードの技術に精通すればするほど「すでに知っていることが増えている(持っている気付きが沢山ある)」ので、新しい教材から得られる数の気付きは減ってしまいます。

だから「最後の1つの気付きがなかなか手に入らない」とも言えますね。

*知っていることと『出来ている』は別物です。

なので、新しい教材から「足りなかった気付きを得られる可能性がある」ということで、1つ目の方法としました。

 

2つ目の方法ですが、こちらにはお金はかかりません(笑)

ズバリ方法とは「普段自分がやらないようなことを意識的にやる」です。

精神異常者の定義とは「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと」と海外の著名なコンサルタントが言っていましたが、最初の方で書いたように「今起こしている行動、考え方に違和感を覚えない」ので「新たな気付きが入り辛い状態になってしまっている」わけですから、これは言い換えれば「同じことを繰り返している状態」なのです。

そのため「意識的にやり方を変えることで、強制的に違う結果を手に入れる」という行動に取り組みます。

普段売る場面で買ってみるとか、普段よりも極端に大きな時間足でトレードしてみるとか、ポジションを最小サイズにしてみるとかetc・・・。

そうすると、普段と違う結果が出た場面で、例の「あぁ、なるほど!!」という場面がやってきます。

あなたが今まさにトントン組で壁にぶつかっているのなら「最後の1つの気付きを手に入れるために」ぜひ試してみてください。

 

それではまた!


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