アムンディ・ヨーロッパ通信~メルケル首相来日の意味するところ

2019/02/08

EPA発効記念の表敬的色彩

4日~5日、ドイツのメルケル首相が来日しました。日EU(欧州連合)・EPA(経済連携協定)が1日に発効したことを記念した「表敬訪問」的な意味合いもあったと思われますが、欧州最大の経済大国の首相が来日したことは、わが国にとっては喜ばしいことです。首脳会談では、日EU・EPAが発効して、世界最大の先進経済圏が誕生したことを歓迎し、自由で開かれた経済システムの維持・強化のために連携していくこと確認しました。また、情報保護協定の締結交渉が大筋合意に至ったのを機に、安全保障・防衛分野での協力を推進していくことも確認しました(外務省ホームページより一部抜粋)。

自由経済圏は欧州側に必要?

EUが自由貿易推進を強調する背景に、経済の貿易に対する依存度が先進国・地域では突出して高いことが挙げられます。ユーロ圏の貿易依存度は44.9%(2017年)と、米国の13.5%、日本の17.3%を大きく上回ります。ドイツは43.3%と中心国では最高で、自由貿易の維持発展が経済成長に欠かせないと言えます。米国が貿易の公正さの重要性を主張している中で、昨今は、自由とのバランスが問われています。こうした中でのメルケル首相来日は、自由な経済圏がむしろ欧州側にこそ必要なことを表わしていると思われます。

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