アムンディ・ヨーロッパ通信~イタリア予算問題、大詰め

2018/12/07

EUに歩み寄り

EU(欧州連合)委員会と2019年予算の交渉を続けているイタリア(伊)政府は、11日にも修正案を提出する予定です。問題は財政赤字の規模です。EU委員会は、対名目GDP比で2%未満が適当とする一方、当初伊政府が提出した予算案では2.4%と、両者に開きがありました。その後、伊政府は予算の内容を調整し、現在、1.9~2.0%を目指して政府内で検討している段階です。今週末週初にかけて、同案が議会を通過すれば、EU委員会の承認を得る可能性が、以前よりは高まると見られます。伊政府がEU委員会に歩み寄る形ですが、財政事情の改善も影響したと思われます。財政収支対名目GDP比は、 2018年4-6月期時点で-1.8%に改善し、歩み寄る余裕が出てきたと見られます。

年内解決なら伊国債、ユーロに追い風

伊国債利回りは、予算問題が解決していないことから、依然としてドイツ国債利回りを大きく上回っています。しかし、予算案が承認されれば、伊国債は買い戻され(利回りは低下)、ユーロにも上昇余地が出てくると期待されます。年内解決に向け、伊予算問題はいよいよ大詰めです。

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