アムンディ・ヨーロッパ通信~欧州が抱える途上国リスク

2018/08/17

歴史的な背景

トルコリラ急落で、一部の欧州銀行への危機の波及が取り沙汰されました。新興国を含む途上国で危機が発生すると、大概、欧州への影響が懸念されます。これは、20世紀半ば頃まで植民地としていた地域の途上国に対する銀行債権が多いためです。

英国はアジア、中東、アフリカ、スペインは中南米と中東、フランスはアフリカ、中東、中東欧 といったように影響が大きい地域が国によって異なります。変わったところでは中東欧への債権国2番目のオーストリア。帝国時代の名残でロシア、バルカン諸国への銀行債権が多くあります。ちなみに日本はアジアと中南米、米国は中南米、アジア、アフリカで高いプレゼンスが認められます。

中国経由の危機の波及に注意?

しかし21世紀に入り、中国が多額の途上国向け債権を有するようになりました。圧倒的 に強いアジアに加え、世界全地域で高いプレゼンスを有します。途上国の危機が中国経由で欧州諸国に及ぶ可能性も出てきました。中国向け銀行債権は欧州では英国が最大で、フランス、ドイツ、スイスと続きます。

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