アムンディ・ヨーロッパ通信~欧州ハイイールド債市場の現状

2019/10/11

景気減速でスプレッド拡大

欧州ハイイールド債市場では、国債に対するスプレッド(利回り格差、以下、単にスプレッド)が拡大しています。これは、スプレッドの拡大縮小は景気の良し悪しと逆に動く傾向があり、現在は景気減速局面にあるためです。過去にも、欧州債務危機に伴う景気後退期や、原油価格急落でエネルギー関連企業の業績が急激に悪化し、ハイイールド債市場が混乱した局面でスプレッドが拡大しました。しかし、過去の例を見る限り、スプレッドが拡大した局面は逆に投資機会ともいえます。

機は熟しつつある?

世界の景気は、多くの国が金融緩和の姿勢を強める中で、景気後退リスクが減退しています。欧州ではECB(欧州中央銀行)が9月に金融緩和を実施し、景気重視の姿勢を鮮明にしました。なお、米国でもハイイールド債のスプレッドは拡大していますが、景気減速に転じた時期が欧州よりも半年ほど遅く、スプレッドの、直近で最も縮小した時点からの拡大が欧州よりも小規模です。米国ハイイールド債は欧州より利回りが高く、スプレッドも大きいのが特徴ですが、投資のタイミングという点では、欧州で機が熟しつつあるのではないかと思われます。

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