アムンディ・ヨーロッパ通信~EU統合推進へ期待集まるマクロン大統領

2019/06/28

一足先に日本入り

6月28-29日、大阪でG20サミットが開催されます。それに先立つ26日、マクロン仏大統領が訪日し、天皇・皇后両陛下が大統領夫妻と会見され、宮中午餐でもてなされました。また同日、安倍総理との会談に臨み、環境問題やインド太平洋地域の安全保障で協力を強化する方針で一致しました。フランスは今年のG7の議長国でもあり、積極的な外交姿勢が目立ちます。最近は、国内の支持率にも下げ止まりが見られ、今や欧州で最も期待が集まる指導者であることも確かです。

若さと能力に期待!

次期政権は10月末に控えるEU離脱期限までに、方針を明確にすることが最大の課題です。ただし、保守党はEU離脱をめぐる混乱で支持率が急落しており、早晩、国民に信を問うことを求められるでしょう。現在は二大政党の一方である労働党も支持率が急落し、「決められない政治」に対する国民の強い批判を浴びています、代わって親EUの自由民主党と強行離脱派のBrexit党が急速に支持を伸ばしており、近々議会の勢力図が大きく変わる可能性もあります。

期待が集まる理由として、欧州の指導者の大変動が挙げられます。ドイツではメルケル首相がキリスト教みしゅ同盟(CDU)党首を辞任し、求心力が後退しています。また、英国ではメイ首相が、EU(欧州連合)離脱をめぐる混乱で保守党党首を辞任、7月中にも首相を辞任すると表明しています。加えて、トゥスク欧州理事会議長とドラギECB(欧州中央銀行)総裁は10月末が任期です。マクロン大統領は2022年が任期の上、現時点の世論調査では再選の公算大です。41歳という若さもあり、EU統合の推進に向け、欧州の中心国の一角として手腕を振るうことが期待されます。

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