アムンディ・ヨーロッパ通信~暗礁に乗り上げるBrexit(今後のスケジュール)

2019/03/15

離脱強硬派譲らず

3月14日、英議会がEU(欧州連合)離脱の6月末までの延期をEUに申請する動議を賛成多数で可決しました。12日は、メイ首相が持ち帰ったEUとの新たな離脱合意案を否決し、13日は「合意なき離脱」を否決してきました。ここまでこじれた大きな理由に、アイルランドと英領北アイルランドとの国境の取り扱いがあります。離脱後もEU並みのルールが適用されますが、国境管理の新たなルールができない限り、それが続いてしまい、英国側の一存では変えられません。これでは、事実上英国がEUのルールに従い続けることになり、離脱が骨抜きになってしまう・・・。離脱強硬派はこれに納得がいかないわけです。

延期長期化も視野に入ってきた?

離脱延期の申請は、21-22日に予定されているEU首脳会議(サミット)で、全会一致で承認される必要があります。しかし、EU側は延期の納得がいく明確な理由が必要としています。動議では、サミット前日の20日までに合意案が承認された場合、延期を申請するとしており、合意案が否認されたままではサミットで延期が承認されず、最悪の場合、合意なき離脱になってしまう可能性も否定できません。5月に迫るEU議会選挙をどうするのかという懸案もありますが、場合によっては延期が長期化する事態も視野に入ってきたと見られます。

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