加賀電子(8154)上振れモメンタムを維持

2025/12/01


2025年11月27日、電子部品商社大手の加賀電子は2026年3月期第2四半期(中間期)の決算説明会をWeb開催している。第1四半期(4-6月)に引き続いて第2四半期(7-9月)においても、前年同期に対して増収・増益が達成され、当初の会社予想に対する上振れモメンタムが引き続いていることが明らかになっている。第2四半期(7-9月)においては、同業の協栄産業を子会社化していることに伴う増収・増益も発生しているのだが、このインパクトを除いた場合においても前年同期に対する増収・増益が達成されている。第1四半期(4-6月)の実績発表に際しては、上振れ幅は反映せず上述の子会社化のみを織り込んで通期の会社予想を修正し、期初の「減収・減益」予想から「増収・増益」予想へと増額修正されている一方、第2四半期(7-9月)の実績発表に際する増額修正においては第2四半期(中間期)における上振れ幅を反映しているとのことである。同社によれば、創業 60 周年(2028年3月期)には売上高 1 兆円企業となることを見据えている現行の中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)の成長戦略に沿った順調な業績進捗が達成されているとのことである。

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