ビズメイツ(9345)25年12月期は営業減益を見込むが、増収効果等により、来期以降は増益を予想

◆ オンラインビジネス英会話サービス「Bizmates」等を提供
・ビズメイツ（以下、同社）は、オンラインビジネス英会話サービス「Bizmates」等を運営するランゲージソリューション事業と、外国籍ITエンジニア等を対象にした人材紹介サービス「G Talent」等を提供するタレントソリューション事業を展開している。
・25/12期中間期（以下、上期）の売上高構成比は、ランゲージソリューション事業95.6%、タレントソリューション事業4.4%であった。18年に開始したタレントソリューション事業は、未だ投資費用が先行し、セグメント損失が継続している。

◆ 25年12月期上期決算は4%増収、30%営業減益
・25/12期上期決算は、タレントソリューション事業の損失拡大や、採用費、人件費の増加等により、前年同期比3.8%増収、30.1%営業減益であった。ランゲージソリューション事業は、同6.9%増収、12.3%増益であった一方、タレントソリューション事業については、同36.0%減収となり、セグメント損失は前年同期の27百万円から71百万円に拡大した。

◆ 25年12月期会社計画は従来計画を据え置き
・25/12期上期実績は会社計画を下回ったものの、採用した従業員の戦力化等を想定し、9.9%増収、15.3%営業増益を見込む従来計画を同社は据え置いた。
・証券リサーチセンター（以下、当センター）は、25/12期上期実績や同社の施策等を踏まえて25/12期予想を見直し、売上高を3,830百万円→3,600百万円（前期比3.6%増）、営業利益を449百万円→360百万円（同5.0%減）に下方修正した。

◆ 両事業の増収効果等により、26年12期以降は営業増益を予想
・当センターでは、26/12期以降についても業績予想を下方修正した。両事業の増収効果等を想定し、26/12期は前期比8.2%増収、23.3%営業増益、27/12期は同6.8%増収、18.7%営業増益と予想した。

＞＞続きはこちら(1.6MB)