ジャパンワランティサポート(7386) 保証サービスや周辺サービスの拡大等による成長継続を予想
住宅設備機器の延長保証事業をBtoBtoC形態で展開
保証サービスや周辺サービスの拡大等による成長継続を予想
業種:その他金融業
アナリスト:大間知淳
◆ 住宅設備機器の延長保証事業をBtoBtoC形態で展開
・ジャパンワランティサポート(以下、同社)は、住宅設備機器の延長保証事業をBtoBtoC形態で展開している。
・住宅設備機器の延長保証サービスである「あんしん修理サポート」を主力サービスとしているが、近年、緊急駆け付けサービス(鍵の紛失や水回りのトラブル等への対応)等を「あんしん修理サポート」に付帯したサービスである「あんしん住宅サポート24h」やBPO事業等の周辺サービスを強化している。
◆ 23年9月期上期決算は15%増収、10%営業増益
・23/9期第2四半期累計期間(以下、上期)の決算は、前年同期比15.2%増収、10.0%営業増益であった。あんしん修理サポートの新規会員数の増加や、あんしん住宅サポート24hの拡大等により、売上高は拡大した一方、売上総利益率の悪化により、営業利益率はやや低下した。
◆ 23年9月期の会社計画は18%増収、9%営業増益を据え置き
・上期実績は計画をやや上回ったものの、現在商談中の契約の状況を見極めたいとして、18.3%増収、8.5%営業増益を見込む23/9期計画を同社は据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、23/9期上期の新規会員数が想定を上回ったこと等を踏まえて23/9期予想を見直し、売上高を1,678百万円→1,691百万円(前期比16.9%増)、営業利益を607百万円→625百万円(同12.4%増)に上方修正した。
◆ 保証サービス等の売上高の拡大等を想定し、増益継続を予想
・当センターでは、23/9期上期実績等を踏まえ、24/9期以降についても業績予想を上方修正した。
・保証サービスや周辺サービスの売上増加や売上総利益率の上昇等を想定し、24//9期は前期比13.5%増収、13.0%営業増益、25/9期は同11.6%増収、12.3%営業増益と予想している。