バリュエンスホールディングス<9270> 新型コロナウイルス問題の影響等により、20 年 8 月期は減益を予想する

2020/06/10

一般消費者から買取ったブランド品等を業者中心に販売するリユース会社
新型コロナウイルス問題の影響等により、20 年 8 月期は減益を予想する

業種:卸売業
アナリスト:大間知淳

◆ 買取ったブランド品等を主に業者へ販売するリユース会社
・バリュエンスホールディングス(以下、同社)は、バッグ等のブランド品、時 計、宝飾品、貴金属、骨董・美術品を一般消費者から買取り、商品の種 類や特性に応じて異なる販路で販売するリユース会社である。
・19/8 期の販路別売上高構成比は、業者向け自社オークションが62.3%、 業者への卸売が 33.2%、小売が 4.5%である。

◆ 20 年 8 月期上期決算は 7%増収、41%営業減益
・20/8 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)の決算は、7.1%増収、40.5% 営業減益であった。仕入高の伸び悩みや、利益率が低い地金の買取量 急増等による売上総利益率の低下、株式報酬費用や広告宣伝費等のコ ストの増加により、大幅減益となった。

◆ 20 年 8 月期の会社計画は取り下げられた
・20/8 期について同社は、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛 等の影響を正確に把握することは困難であるとし、15.6%増収、18.3%営 業増益を見込んでいた期初計画を取り下げた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、20/8 期上期実績や新型コ ロナウイルス問題の影響等を踏まえて20/8期の業績予想を見直し、売上 高は 43,760 百万円→38,270 百万円(前期比 1.2%増)に、営業利益は 2,694 百万円→1,008 百万円(同 55.0%減)に修正した。

◆ 21 年 8 月期からの業績回復を予想する
・当センターでは、買取店舗の増加や営業正常化による仕入高の拡大、 国内自社オークションの完全オンライン化、事業者からの委託出品手数 料収入の増加等により、21/8 期からの業績回復を予想する。
・21/8 期は 21.4%増収、178.3%営業増益、22/8 期は 7.4%増収、12.4%営 業増益と予想する。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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