ダイドーグループHD(2590)の中間決算は、国内飲料・医薬品関連事業が寄与し増収も為替要因による原材料価格高騰が収益面に影響
2017/09/06
説明会開催日:2017年8月29日
代表取締役社長 髙松 富也氏
代表取締役社長 髙松 富也氏
◎決算概要
・売上は前年同期比0.8%増の868億円、営業利益は5.3%減の21.5億円
・国内飲料事業、医薬品関連事業の増収が寄与し、連結売上高は0.8%増
・海外飲料事業は、為替要因による原材料価格高騰が収益面に影響
・一過性の営業外収益の増加もあり、経常利益は6.3%増
・前年上期は、負ののれん発生益等を特別利益に計上
・売上は前年同期比0.8%増の868億円、営業利益は5.3%減の21.5億円
・国内飲料事業、医薬品関連事業の増収が寄与し、連結売上高は0.8%増
・海外飲料事業は、為替要因による原材料価格高騰が収益面に影響
・一過性の営業外収益の増加もあり、経常利益は6.3%増
・前年上期は、負ののれん発生益等を特別利益に計上
◎セグメント別概況と下期方針
▽国内飲料事業
・上期の販売数量は、前年同期比1.1%増
・キリンビバレッジ社向け出荷拡大も、自販機チャネル全体では計画に届かず
・競合の攻勢により、優良ロケーション獲得に向けた競争環境に変化
・コンビニエンスストア等の流通チャネルにおいて「世界一のバリスタ監修」シリーズ、「大人のカロリミット はとむぎブレンド茶」が好調に推移
<下期方針>
・新規優良ロケーション獲得に向けた営業体制の最適化
・IoT自販機の展開加速、Smile STANDコンテンツ拡充
▽海外飲料事業
<トルコ>
・販売体制の整備が順調に進み、現地通貨ベースで増収
・ミネラルウォーター「Saka」が大幅に伸長
・フルーツジュース製造ライン移設完了による効率化
<マレーシア>
・チルド飲料拡販に注力、ドライ飲料は苦戦
<下期方針>
・日本のノウハウを活用した製品の上市に向けた取り組みを推進
・販売体制、管理体制の強化
▽医薬品関連事業
・栄養ドリンク市場は厳しい状況が続くも、美容系ドリンクには変化の兆し
・組織的提案営業により、計画を大きく上回る受注を獲得
・新規受注が拡大したほか、既存製品の受注も好調に推移
<下期方針>
・継続的な受注増に対応するための工場設備の総点検
・安定供給に向けたメンテナンスの実施
・新工場建設後を見据えた受注獲得のための組織的提案営業
▽食品事業
・競合他社の攻勢による競争環境変化への対応
・利益確保に向けた生産・調達をはじめとする全社的な取り組み
・「たらみ」ブランドの価値向上に向けた広告投資を戦略的に実行
<下期方針>
・商品多様化による市場拡大へのチャレンジ
・調達戦略、生産戦略の継続的実行
・事業の収益構造改革、基盤構築に注力
▽国内飲料事業
・上期の販売数量は、前年同期比1.1%増
・キリンビバレッジ社向け出荷拡大も、自販機チャネル全体では計画に届かず
・競合の攻勢により、優良ロケーション獲得に向けた競争環境に変化
・コンビニエンスストア等の流通チャネルにおいて「世界一のバリスタ監修」シリーズ、「大人のカロリミット はとむぎブレンド茶」が好調に推移
<下期方針>
・新規優良ロケーション獲得に向けた営業体制の最適化
・IoT自販機の展開加速、Smile STANDコンテンツ拡充
▽海外飲料事業
<トルコ>
・販売体制の整備が順調に進み、現地通貨ベースで増収
・ミネラルウォーター「Saka」が大幅に伸長
・フルーツジュース製造ライン移設完了による効率化
<マレーシア>
・チルド飲料拡販に注力、ドライ飲料は苦戦
<下期方針>
・日本のノウハウを活用した製品の上市に向けた取り組みを推進
・販売体制、管理体制の強化
▽医薬品関連事業
・栄養ドリンク市場は厳しい状況が続くも、美容系ドリンクには変化の兆し
・組織的提案営業により、計画を大きく上回る受注を獲得
・新規受注が拡大したほか、既存製品の受注も好調に推移
<下期方針>
・継続的な受注増に対応するための工場設備の総点検
・安定供給に向けたメンテナンスの実施
・新工場建設後を見据えた受注獲得のための組織的提案営業
▽食品事業
・競合他社の攻勢による競争環境変化への対応
・利益確保に向けた生産・調達をはじめとする全社的な取り組み
・「たらみ」ブランドの価値向上に向けた広告投資を戦略的に実行
<下期方針>
・商品多様化による市場拡大へのチャレンジ
・調達戦略、生産戦略の継続的実行
・事業の収益構造改革、基盤構築に注力
◎2017年度通期業績予想
・売上は前期比2.4%増の1755億円、営業利益は37.4%増の53億円と期初計画水準を予想
・国内飲料事業の売上向上により、通期計画達成をめざす
・国内飲料事業の販売拡大とコストコントロールを徹底、医薬品関連事業の継続的な受注増で営業利益の増益を見込む
・特別利益は前期のみの一過性のため、親会社株主に帰属する当期純利益は30億円を予想
・売上は前期比2.4%増の1755億円、営業利益は37.4%増の53億円と期初計画水準を予想
・国内飲料事業の売上向上により、通期計画達成をめざす
・国内飲料事業の販売拡大とコストコントロールを徹底、医薬品関連事業の継続的な受注増で営業利益の増益を見込む
・特別利益は前期のみの一過性のため、親会社株主に帰属する当期純利益は30億円を予想
株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
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