高島屋(8233)の中間決算は、国内百貨店は減収するも経費削減により増益に

2016/10/20



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説明会開催日:2016年10月7日
代表取締役社長 木本 茂氏

◎連結業績のポイント
・国内百貨店は減収するも経費削減により増益
・国内グループ事業は総じて堅調に推移
・海外事業は円高影響により伸び悩み

 

◎連結業績
・営業収益は前年同期比1.4%減の4,433億円、営業利益は同水準の138億円
・営業収益は、国内百貨店の減収に加え、海外事業の円高影響により、減収
・経常利益は上海高島屋のシンガポールドル建ての借入金に対する為替差損等により、純利益は前年の有価証券売却益の反動減により、減益・計画未達

 

◎経営戦略と主力事業の動向
▽グループ総合戦略 -まちづくり戦略-
・お客様満足を追求し、ニーズに幅広く対応するグループ総合戦略
・街のアンカーの役割発揮
・館の魅力最大化
▽国内百貨店業
・商品利益率改善策の実行
・営業費効率の向上
・増収の柱を確立
▽海外事業
・シンガポール髙島屋
富裕層を中心とした強力な顧客基盤を背景に更なる収益増大へ
・上海高島屋
営業力強化とローコスト運営を進め、早期の黒字化へ
・ホーチミン髙島屋(サイゴンセンター)7月30日オープン
・サイアム髙島屋2017年度開業予定

 

◎2017年2月期 通期計画
・営業収益は前年比0.5%減、計画比2.9%減の9,250億円、営業利益は3.1%増の340億円
・営業収益は、新規事業や既存子会社の増収があるものの、国内百貨店減収の影響が大きく、減収見通し
・営業利益は、国内百貨店の販管費の圧縮に加え、東神開発のマンション分譲販売額増もあり増益計画
・経常利益は、営業増益も持分利益の減少と上海高島屋のシンガポールドル建ての借入金に対する為替差損等により、減益見通し
・純利益は、経常減益に加え有価証券売却益の反動減により、減益を見通し計画を下方修正

 


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