MS&ADホールディングス(8725):柄澤康喜社長 国内損害保険の収支改善などにより好調な業績を達成し、通期予想を上方修正。新社長はグループ経営の基本スタンスを表明。

2015/01/26
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説明会開催日:2014年12月3日
代表取締役社長 柄澤 康喜 氏


MS&ADホールディングスが12月3日に開催した2014年度第2回インフォメーションミーティングでは、まず柄澤社長が新社長としてグループ経営の基本スタンス「透明性」「決断とスピード」「多様性」について説明。特に同社の特長である「多様性」については、グループの機能別再編を進め、特色ある複数の保険会社を通じて保険・サービスを提供し、多様化する顧客ニーズに応えていく考えを示した。

2014年度中間決算は正味収入保険料および生命保険料が期初予想を上回り、特に生命保険料は新商品効果もあり前年同期比大幅な増収となった。この結果、通期業績予想について、経常利益を800億円、当期純利益を200億円上方修正した。

また、柄澤社長は中期計画の進捗状況について、グループコア利益は2015年度目標を1年前倒しで達成できる見込みとし、他の数値目標についても2014年度はすべての項目で年初予想を上回る見込みであるとした。

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