アイスタイル(3660)：吉松徹郎社長
第4Qの大幅成長もあり、通期売上は前期比43%増の64億円、純利益も15%増を達成。子会社のM&A後の事業整理も完了、黒字化。会員数250万人を超えた女性向けサービスの成長予測と積極的な事業投資を見込んだ来期計画の中身は？

アイスタイルが7月29日に発表した2013年6月期の業績は、第4Qでの大幅成長により、売上は前期比143.9%の64.1億円、純利益も115.9%の4.2億円に達した。主力のメディア事業では、タイアップ広告が好調に推移したこともあり、前期比130%と大幅な伸びとなった。また店舗事業では池袋店および上野店の販売が好調、その他事業では子会社であるアイスポットのM&A後の事業整理が完了、黒字化した。800万人を超える女性利用者数を強みとする同社は、各サービスのユーザーID連携によりグループ力の強化を図り、会員数を254万人まで伸ばした。吉松社長は、来期の既存事業の成長見込みと積極的な投資による事業領域の拡大方針を反映した今期の詳細な業績見通しについて語った。