セルシス(3663)の通期決算は、グループの売上高と営業利益は過去最高

2025/03/05



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説明会開催日:2025年2月21日
代表取締役社長 成島 啓氏

◎グループトピック
・プライム市場への上場区分変更
・株式会社&DC3社の吸収合併
・グループの売上高と営業利益は過去最高
・2024年8月9日に修正した通期業績予想に対する達成率は、売上高・利益ともに100%超
・2024年12月期の配当は、2円増配とした中間配当に加え、期末配当も1株当たり2円の増配を実施予定
・資本効率の一層の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策及び株主還元の更なる充実を目的に、2024年3月1日から2025年3月末日までに総額20億円を目途に自己株式の取得を予定
・資本業務提携契約の進捗(WEBTOON Entertainment Inc.、株式会社ワコム、株式会社アクセル)

 

◎業績ハイライト
・売上は前期比1.4%増の82.0億円、営業利益は58.7%増の21.4億円
・過去最高の売上高及び利益
・2023年に事業譲渡したUI/UX事業(2023年の売上高は10億円)の売上を補い、前期比増収
・自己資本当期純利益率(ROE)は23.6%となり前期の8.5%から向上

 

◎事業セグメント別の概況
▽コンテンツ制作ソリューション事業
・売上は前期比18.9%増の71.4億円、営業利益は30.8%増の28.4億円
・2024年3月に提供を開始した「CLIP STUDIO PAINT」バージョン3.0のサブスクリプション契約および販売が好調に推移し、国内及び海外セールも好調だったことに加え、サブスクリプション契約価格及び買い切り版の価格改定による収益性向上により、売上及び利益が増加
・2023年に続き、2024年3月に実施したメジャーバージョンアップも、好評をいただいたことに加え、グローバルで販売促進キャンペーンを実施したこと等により出荷本数が増加し、売上及び利用者数の底上げを実現
・あわせて、買い切り版の価格及びサブスクリプション契約料金を改定し、最大20%の値上げも実施
・CLIP STUDIO PAINT サブスクリプション契約の増加目的プロモーションの実施
・AI開発投資の継続と強化
・ユーザー層の拡大を目的にユーザーインターフェースを改善
・2022年12月から中国本土のタブレット(iPad)市場に向けてSaaS版 CLIP STUDIO PAINTの提供を開始し、サブスクリプション契約ユーザー数が着実に増加
▽コンテンツ流通ソリューション事業
・売上は前期比4.9%増の10.6億円、営業損失は6.8億円
・DC3ソリューションの利用を促進させるための営業・プロモーション活動実施
・安定性向上やユーザビリティ改善などの、ソリューション品質向上に向けた開発
・経済産業省のブロックチェーン実証事業への協力

 

◎2025年12月期業績予想
・新たに「中期経営計画 2025-2027」を策定し、「CLIP STUDIO PAINT」の収益力を強化しながら、より広い市場に向けて、新たなサービスの提供を実施予定
・ユーザーやオーディエンスのクリエイションに多様な接点を持ちクリエイターエコノミー市場と共に成長し、「サービス・プラットフォーム」を通じて収益を上げる企業へ
・CLIP STUDIO PAINTや、電子書籍・DC3ソリューションの強みを活かしたクリエイターエコノミー市場での事業領域拡大を推進するため、従来の事業・分野の再編を2025年から実施
・事業・分野の再編に伴い、売上構成を変更。「サービス」売上が含まれる事業・分野を、旧コンテンツ制作ソリューションから、「クリエイタープラットフォーム分野」に変更
・売上は前期比10.7%増の90.7億円、営業利益は19.1%増の25.5億円を予想
・売上高、営業利益は過去最高を計画
・自己資本当期純利益率(ROE)は30%を見込む
・2025年12月期の配当は、中間配当として普通配当12円に加え上場記念配当10円を含む計22円、期末配当として普通配当を2円増配した14円とし、年間配当は36円を予定
▽2025年12月期 活動の骨子
<クリエイターサポート>
・CLIP STUDIO PAINT のサブスクリプション契約ユーザーを増加させ、ARRの成長継続を目指す
<クリエイタープラットフォーム>
・ツール開発にとどまらず、さらなる価値をクリエイターに提供することで、新たな事業の柱へ

 


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