IMV(7760)の通期決算は新型コロナウイルス感染症による国内外の営業活動停止や受託試験の延期及び中止による影響が下期に生じ減収減益に

2020/12/18



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説明会開催日:2020年12月17日
代表取締役社長 小嶋 淳平氏

 

◎決算概要
・売上高はCOVID-19の影響等により、113.3億円(前期比10.0億円減)
・経常利益は4.6億円(前期比1.8億円減)
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による国内外の営業活動停止や、受託試験の延期及び中止による影響が下期に生じた結果、売上高は前年度比で減少
・当初計画を上回る業績を達成させるべく社内体制構築や設備投資を実施し、これにより減価償却費等が増加したにも拘わらず売上高が低迷した結果、利益も前年度比で減少
・車両・車載機器、電機機器:COVID-19に伴う国内外の営業活動停止により、大幅な減収
・航空・宇宙用機器:主な案件は受託試験(TSS)にて売上計上
・点検・修理:既存顧客のWindows7から10への切替対応に加えて、定期メンテナンス契約収入も好調に推移
・振動計測装置・振動監視装置:19/9期に計上されていた発電所関連特需が⼀時的に減少
・地震監視装置:COVID-19に伴う海外市場のロックダウンにより、地震計輸出が減少
・21/9期業績目標は売上高 123.0億円(当期比9.6億円増)、経常利益 10.0億円(当期比5.3億円増)
・期末受注残高の増加に加え、現時点における引合状況等を勘案した結果、売上高は19/9期の水準準に戻るものと予想
・引続き、研究開発費を除く諸経費の抑制を進めて、利益率の改善を推進
・COVID-19による世界経済の不透明性は増加しており、不測の事態が生じた場合、予想数値の修正可能性あり
・グループ運営方針として単なるモノ売りビジネスからの脱却〜「シミュレーション」「クラウド」「サブスクリプション」をキーワードに、お客様の潜在的なリクエストや不満に対応

 

◎今後の取り組み
▽DSS事業
・情報で繋がる環境試験ソリューション戦略
・iMV cloudの展開
・ISO17025校正サービス
・大型振動試験機の受注
・メンテナンスサービスの拡充
▽TSS事業
・高まる EV/HEV 試験需要への対応
・品質・技術・スピードで高い顧客満足度の追求
・振動シミュレーション・サービスの提供
・総合試験サービスの提供
・IMVしか出来ない試験で「差別化」
・EV対応試験の拡充
▽MES事業
・国土強靭化計画 – 東京大学主導のEディフェンスに参画
・国土強靭化計画 – 文科省への展開
・㈱マクニカとの協業

 


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