鉄人化計画(2404 東証マザーズ)

2012/06/20

カラオケボックス業界では中堅ながら差別化されたコンテンツに特色
業種:サービス業
アナリスト:馬目 俊一郎

四半期進ちょく/予定 通期財務状況 コンセンサス/目標株価 業種比較 業績トピックス

 ◆カラオケなどの「遊び」を消費者に提供
・同社はカラオケルームの運営を主力に、フルサービス型珈琲ショップやダーツ・ビリヤード遊技場、まんが喫茶(複合カフェ)などのアミューズメント施設を運営するほか、モバイル会員向けにカラオケや着メロなどの配信等も行っている。
・今後は、カラオケルームの首都圏出店を継続するとともにボーカロイドや K-POP などのコンテンツを充実させ、コミック・アニメファンをターゲットにソーシャルゲーム参入を計画。また、海外展開では台湾子会社の日本食レストランにラーメン店などの新業態を加え、将来的にアジア地域でのカラオケルーム展開を見据えている。

◆ 2012年8月期第2四半期決算は計画を上回る営業利益を確保
・2012年8月期第2四半期決算は売上高が前年同期比12.1%増の45.6億円、営業利益は同72.4%増の2.9億円、四半期純利益は1.8億円(前年同期は赤字0.3億円)となった。上期の会社計画(売上高47.2億円、営業利益2.0億円)に対しては、新規出店の遅れで売上高は未達となるも、同時に新規出店経費の未消化で営業利益は計画を上回る水準で着地した。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。