ダイショー(2816 東証二部)

2015/02/13

15 年 3 月期第 3 四半期決算は即食系製品等の伸長で増収ながら原材料高響き減益
円安や原材料市況上昇など厳しい収益環境が続く中、惣菜部門向けと新製品に注力

業種:食料品
アナリスト:柴田  郁夫

◆ たれ、スープなど調合調味料を主力とする食品メーカー
・ダイショー(以下、同社)は、「味・塩こしょう」「焼肉のたれ」「鍋スープ」 など、調合調味料を主力とする食品メーカーである。
・スーパー等の生鮮部門(小売用)における店頭プロモーションに強みを 持つが、惣菜部門向け(業務用)の販路開拓等にも注力している。

◆ 15 年 3 月期第 3 四半期決算は増収ながら減益
・15/3 期第 3 四半期累計決算は、売上高 14,709 百万円(前年同期比 2.4%増)、営業利益 745 百万円(同 17.2%減)と増収減益となった。
・惣菜部門向け(業務用)や「5 つの味のスープはるさめ」等の即食向け 製品が伸長し増収に寄与したものの既存製品(小売用)が苦戦してお り、会社計画に対しては若干の遅れが生じているとみられる。また、利 益面でも、円安等に伴う原材料費の高騰などが想定以上に利益の足 を引っ張った。

◆ 15 年 3 月期は増収増益を見込む
・15/3 期について同社は期初予想を減額修正し、売上高 18,900 百円 (前期比 2.0%増)、営業利益 550 百万円(同 22.7%減)と増収ながら減 益を見込んでいる。
・期初会社予想の達成を予想していた証券リサーチセンター(以下、当 センター)でも、第3 四半期累計決算の状況等を踏まえ、業績予想を減 額修正した。

◆ 中期業績予想
・当センターでは、15/3 期業績予想の減額修正を踏まえ、前回レポート (14 年 7 月発行)の中期業績予想も修正した。既存製品(小売用)が苦 戦している状況等を勘案して、売上高の伸び率を引き下げるとともに、 原材料費の高止まり等から利益率の想定を引き下げた。
・惣菜部門向けや即食系製品が同社の中期的な業績を牽引するものの、 減価償却費負担が重くのしかかる 17/3 期までは厳しい収益環境が続く ものと判断した。

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ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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