ビューティガレージ(3180 東証マザーズ)

2013/05/10

理美容商材をビューティサロン向けにインターネットで通信販売
美容業界B to B 電子取引市場において、圧倒的No.1 の地位を目指す

業種:卸売業
アナリスト:松尾十作

◆ビューティサロン向けに各種の商材を通販サイトにて販売
・主にインターネット経由及び通信販売、リアル店舗を通じて、全国のビュ ーティサロン向けに物販・サービスを提供。同業界向けEC 業者としては 最大手。現CEO である野村秀輝が、現COO である供田修一とともに創 業し、10 年で急拡大。
・多くの登録会員数を持ち、情報・蓄積されたノウハウ・データを活かして、 物販から開業・経営支援・コンサルティングに至るまでのワンストップサー ビスに強みを持つ。

◆2013 年4 月期、2 桁の増収増益を予想
・2013 年4 月期の売上高は5,244 百万円(前期比20.7%増)、経常利益 296 百万円(同17.4%増)を会社は予想。ほぼ想定線で推移した模様。
・好調な背景は、インターネット通販サイトの利便性向上や品揃えの強化 に伴う新規顧客の開拓の成功とリピート率向上があげられる。
・13/4 期の年間配当金額は、12/4 期の無配から一株20 円に初配当を予 定。中期的に増配も見込める。

◆市場開拓余地があり、中期的に業績は増収増益基調へ
・当面、事業拡大による先行投資負担が続くが、新規顧客開拓と既存顧 客のリピート購買率の上昇、商材の拡大などによる増収でカバーし、収 益性の改善が見込める。今後3 年程度は年率20%程度の売上成長とこ れを上回るEPS 成長が見込まれる。

◆中期的な株価レンジは、5,300 円~6,500 円を想定
・16/4 期の当センターの予想EPS をベースに、PER で18 倍から22 倍を 妥当とすると、今後3 年程度での株価レンジは、5,300 円~6,500 円程度 と想定される。株価は、今後の利益成長モメンタムとポテンシャルから判 断すると、中長期的には上値余地はあろう。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。