GCC経営™分析レポート:インパクトホールディングス株式会社(東証グロース市場 証券コード:6067)
GCC経営™分析よる2.4倍のアップサイドの可能性

2022/08/31

ベーシック ・ レポート
ジェイ・フェニックス・リサーチ(株)
宮下修・柏尾陽介

2022年6月2日発行GCC経営™分析レポートの更新
本レポートは、2022年6月2日発行前回レポートの一部をアップデートしたものである。https://j-phoenix.com/wp-content/uploads/2022/06/6067_ImpactHD_AnalystReport_JPR_20220602.pdf

店舗現場データ&AIでの販促提案「店舗DB」に強み
福井社⾧は銀行、セブン-イレブンを経て2004年に当社の前身となる株式会社メディアフ
ラッグを創業した。店舗の現場を観察する覆面調査事業、メーカーの売上アップの販促企画を支援するラウンダー事業などで高成⾧を実現し、2012年にはマザーズに上場した。2019年にはインド・コンビニ事業に進出したが、事業化が困難で投資は減損し、株価は大きく低迷した。その後同じく2019年には、創業当初からPOSデータと組み合わせることで、精度の高い販促策の仮説構築につながるために蓄積した店舗現場データをAI解析して販促策を提案する「店舗DB」を軸にした事業展開を開始した。

今回のアップデート:投資家が不安視する要因にQ&Aで回答
今回のフォローアップレポートでは、以前から株価押し下げの要因となっているインド事業の解説に加え、直近の第2四半期の開示内容を踏まえ投資家が不安視しているであろう要因についてインパクトHDの経営陣に質問し、その結果について加えた。更に、インパクトHDの成⾧のコアである店舗DBの取り組みと一つとして、SDGs販促に関わるニュースも加えた。なお、インベストメントサマリーは分かりやすさを求めて全面的に改編した。

成⾧シナリオの実現により、最大アップサイドポテンシャル2.4倍
IT企業でデータベースを活用しSDGs等への貢献があり、高成⾧で高い投下資本利益率
を達成している企業の多くは10年後に創出されるキャッシュフローを織り込んだ株価形成がなされる場合がある。そのような視点で株主価値を試算した結果、現状の時価総額の2.5倍の500億円超と推計された。高成⾧・高収益、SDGs貢献型IT企業だと認知されることで、今後1年で大幅株価アップサイドが実現される可能性は十分あろう。

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TIW/ANALYST NET
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