GCC経営™分析レポート︓株式会社クロス・マーケティンググループ(東証一部 証券コード:3675)
マーケティングDX ソリューションで10兆円の⾼成⻑市場へ挑戦

2021/08/23

ベーシックレポート
ジェイ・フェニックス・リサーチ株式会社
宮下修・柏尾陽介

マーケティングDX ソリューションで時価総額300 億円へ
ネットリサーチ会社として2003 年に創業したクロス・マーケティンググループ(以下、「同社」)は、マーケティングリサーチ、マーケティングソリューションへと業容を拡⼤し、⽣活者への深い理解(インサイト、後述詳細)を軸に、M&A も活⽤し総合的なマーケティングソリューションとIT ソリューションを展開し⾼成⻑を実現してきた。
今後は、マーケティングにおけるデジタルトランスフォーメーションの進展を背景に、同社は、リサーチによる⽣活者理解、WHY の解明をコアにDX ⽀援を強化し「マーケティングDX ソリューション」カンパニーとして変⾰していく。
これらの変⾰により、同社は、2024 年6⽉期には、売上⾼300 億円、営業利益30 億円、時価総額300 億円の達成を⽬指している。

⽬標及び2024年6 ⽉時点での時価総額300億円達成は⼗分可能
ジェイ・フェニックス・リサーチ(以下、「JPR」)は、同社の公表資料をもとに分析した結果、⽬標は⼗分に達成可能であり、JPR で作成した財務モデルにより2024 年6⽉期末で、時価総額300 億円の達成の可能性は⼗分にあると判断した。またDX 関連が増加すれば、数年程度で10 年程度の成⻑⾒通しを反映した時価総額500 億円の可能性は⼗分あるとみている。現在の時価総額と⽐較すると時価総額300 億円で1.9 倍、500 億円で3.2 倍のアップサイドとなる。

 

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