市川レポート 経済・相場のここに注目
インフレトレードの賞味期限 年初からのインフレトレードで、原油高や債券安が顕著、株式は欧米で低調だが資源国では堅調。 為替市場でもインフレトレードの動きが確認され日本株も相応にイン … [ 記事全文 ]
日本の貿易収支構造変化と日本経済および日本株 1995年と2020年の輸出を比べると自動車が不動の品目1位、輸出先1位は米国から中国へ。 1995年と2020年の輸入を比べると液化 … [ 記事全文 ]
ナスダック総合株価指数の調整はそろそろ終了か ナスダックは昨年11月に史上最高値をつけた後、軟調推移が続いているが先週は8週ぶりに上昇。 直近のナスダックの値動きから判断すると、1 … [ 記事全文 ]
短期・中期・長期の視点で考えるドル円相場 金利差という短期の変動要因によって大幅なドル高・円安が進行も、ややオーバーシュート気味に。 消ただ中期の相場変動要因である貿易収支を踏まえ … [ 記事全文 ]
原油需給と原油相場の見通し 世界の原油生産量は昨年12月から今年4月までわずか0.45%増、ウクライナ情勢悪化が影響。 消費量は同期間4.98%減、足元の需給はあまりひっ迫しておら … [ 記事全文 ]
日経平均株価の短期テクニカル分析 日経平均は3月と5月の安値による下値支持線と1月と3月の高値による上値抵抗線内で推移。 これを三角保ち合いといい、株価は三角形の頂点付近で大きく上 … [ 記事全文 ]
米国株が大幅安となった背景を探る 5月18日の米国株は、低調な小売り決算を嫌気し大幅安、ダウとS&P500は年初来安値更新。 小売決算は消費への影響も心配させる内容、市場に … [ 記事全文 ]
国内企業の昨年度決算の着地と今年度の業績予想 国内企業の決算発表がほぼ終了、21年度は前年度の反動という側面もあり、2ケタの増収増益。 22年度の業績は増収、営業利益は増益の見方が … [ 記事全文 ]
FRBが持つ利上げよりも強力な引き締め策とは 米利上げ幅への関心は依然高いが、FRBにはバランスシート縮小という強力な引き締め策がある。 6月から始まるバランスシート縮小は、前回よ … [ 記事全文 ]
米4月CPIを受けた株式市場の反応と今後の展望 4月の米CPIでは、総合指数とコア指数の上昇率が、前年比、前月比ともに市場予想を上回った。 ダウ平均など米主要3指数はCPIを受けて … [ 記事全文 ]
株式市場の懸念材料を整理する 米国株の不安定な動きの背景にあるのは、根強いインフレ懸念と中国景気の減速に対する警戒。 インフレの主な原因は、コロナ禍での供給制約と、経済制裁によるロ … [ 記事全文 ]
2022年5月FOMCレビュー~0.75%の利上げには慎重姿勢 予想通り0.50%の利上げを決定、声明で新たに中国リスクを追記し、インフレ注視の姿勢を明示。 バランスシート縮小の決 … [ 記事全文 ]
物価高対策のポイントと株価押し上げに必要な要素について 政府は26日に物価高対策を決定、原油高などに対処し経済社会活動の確実な回復を目指す。 事業規模は13.2兆円だが、実質的な追 … [ 記事全文 ]
中国リスクへの警戒を強める株式市場 中国のロックダウン拡大への警戒から、26日の米国株は大幅安、ナスダックは年初来安値を更新。 中国政府はゼロコロナ政策維持のため、感染者数が急増し … [ 記事全文 ]
政府・日銀による為替介入の仕組みと実施の可能性について 急速な円安進行を受け鈴木財務相も悪い円安と発言、市場の一部で為替介入を見込む向き。 介入は財務省が決定、代理人の日銀と民間銀 … [ 記事全文 ]
米国株の見通し~利上げを巡る2つのシナリオを考える 22日の米国株は大幅安、一部決算が嫌気され、米利上げの景気への影響にも警戒が強まった。 想定すべきは米利上げで景気低迷、株安のシ … [ 記事全文 ]
中国経済は金融市場の波乱要因となるか 中国では上海市などでロックダウンが続いており、長期化・拡大の場合は金融市場の波乱要因に。 中国の成長ペースは4-6月期に一時鈍化も政策支援で今 … [ 記事全文 ]
米経済は予想される大幅な連続利上げに耐えられるか 米金融当局者から一段のタカ派的な発言が相次いだことから、米10年国債利回りは3%に接近。 市場では利上げの織り込みが更に加速、 F … [ 記事全文 ]
海外勢の日本株投資動向 日本株の現物、先物とも売買代金比率の高い海外投資家の動向には常に市場の関心が集まる。 今年の日経平均とTOPIXはともに3月9日まで下落基調が続き、その後は … [ 記事全文 ]
国内企業の決算発表直前のチェックポイント 国内では、来週から3月期決算企業の決算発表が本格化、今年度の業績予想に注目が集まる。 ロシア問題、原油高、円安、中国ロックダウンは業績への … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。