今週の注目レポート (7月14日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●スズキ(7269)【 1→ 1】
「主要市場の販売が頗る好調、加えて円安進行からTIW予想を上方修正」
TIW18/3期業績予想の上方修正により、18/3期は将来成長への費用を吸収し会社計画を上回る増益での着地が見込めること、会社計画上方修正が今後期待されること、足下の業績堅調の主因である成長市場インドの需要取り込みや国内外での売上構成改善の持続により中期的に成長余地が大きいとの見方に変化がないこと、などに加え18/3期予想PER15.5倍など指標面も成長銘柄として割安から評価「1」を維持。
予想ROE:11.5% PBR:2.1倍、来期予想PER:14.5倍、来期予想EPS成長率:7%
株価(7/14終値):5452円 Fモデルによる理論株価:3839円(7月10日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。
TIWマガジン「投資の眼」 株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。